竹内大納言ターボα
こと人間はインパクトのある出来事を忘れられないもので、例えば初めてキスをした瞬間というのはその前後を含めていくつになっても詳細に思い出せるものであるらしい。
記憶に残る名勝負や、一大事件なんかは記憶に刻まれているものだろう。かくいう私も、震災にあった時の状況は明確に思い出せる。
ほかにも、友人たちの間で何度も話題に上がることなんかも、ずっと覚えているものだろう。いつもスカしてるあいつの失敗談なんかは、それを口に出す誰もが「忘れてやるものか」なんて思ってるに違いない。
しかし、ごくまれに、別になんてことのない事柄を、完璧に覚えてしまっていることがある。別に重大な何かがあったわけではないし、何回も話題に出ているようなことでもない。それでもなぜか頭のよくわからない領域に鎮座していて、ふとした時に出てくる謎の事柄。
今回は、私にとってのそれ、すなわち「竹内大納言ターボα」の話をしたい。
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現金書留でない
友人の「えんじ」という男の家に遊びに行った時のことである。
彼が「少し用事があるから郵便局に行こう」と、動画サイトを漁る私に声をかけてきたのだ。なんでも、送らなければいけない郵便があるらしい。
外は立っただけで汗が噴き出すような熱気である。インドアの申し子たる私は当然拒否したが、「絶対面白いから」と言い続ける友人に根負けし、重い腰を上げることになった。
えんじは自転車をこよなく愛する男である。部屋はほぼ自転車用のガレージと化しており、生活スペースと工具スペースが畳の上に同時に存在する奇妙な部屋で日々を過ぎしている。こいつの家に泊まった時、私の布団の真横には自転車が停まっており、寝返りでも打とうものなら自転車のチェーンに手が引っかかってしまう距離であった。
自転車の横で一夜を過ごした後、外に止めることを提案したが、「雨で装備が傷つくんだ」と説明された。友人が泊まりに来た日くらいスペースを作ってもいいはずだ。
えんじ曰く、「自転車の装飾品用のパーツを友人に依頼してるんだけど、素材が足りないらしいから送りに行く」とのこと。どことなくモンハンっぽい。
中身を聞いてみると「古銭」とのこと
「古銭」・・・?
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歌えっと
日曜日だというのに特に予定もなく、いじっていたVRChat用モデルも自動ウエイトがうまい事かからなかったので、当てもなく自転車で出かけることに決めた。
何となく立ち寄った楽器屋の試奏コーナーで、弾けもしないピアノや叩けもしないドラムをしばらくいじってから、買いもしないトランペットを見ながら時間をつぶしていると、ふとボイストレーニングのコーナーに目が留まった。
メガホンの口付ける側にイヤフォンを付けたような謎の物体が売っていた。税込み4300円。
メガホンを逆さに使うイメージで、周囲に音を漏らさずにボイストレーニングができるそうだ。
体験用の商品を口に当てて、思い切り歌ってみる。歌いながら周りを見渡してみると、誰一人私に目を向けていない。
これは期待できる。かなりの消音率のようだ。
4300円は少しばかり痛い出費だが、家で時間を気にせず歌い倒せるなら安いものだ。悩む理由が値段なら買えという格言もある。即決で購入した。
胸を躍らせながら、意気揚々と帰路についた。
続きを読むはじめてのニコニコ超会議
少し前に人生で初めてコミケに行ったとき、「こういうの行かず嫌いしてると後悔する」と肌で感じたので、今年は絶対にニコニコ超会議に行くと決めた。その後、混ぜるな危険のステージやバーチャルユーチューバーと喋れるコーナーの存在を知り、「こんな機会二度とない」と踏んで、より強固にその決意が固まった。
そしてニコニコ超会議が4月28日と29日に開かれるという一番基本的な情報を確認したのが27日だった。来週だと思ってた。
別のイベントに一緒に行くはずだった友人に平謝りして、「信用問題」なんて言葉が出てくるほど叱られた。この場を借りてもう一度謝っておく。本当に申し分けない。
そんな多大な犠牲を払って(私の不注意だけど)足を運んだニコニコ超会議
面白くなかったらブログに書くはずもなし。
ただただ楽しかったことを記述するだけのただの備忘録だが、気になったら続きをどうぞ
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ポプテピピック考察遊び 書き足し
前回のブログを読んでくださった皆さま、まずはありがとうございます。ブログのカウンターがようやくまともなグラフになりました。
あと、コミケの話に出てきた友人Aこと津軽産あっぷるがこの記事を宣伝してくれたのもありがたかったです。最近、私がつぶやいたブログの宣伝ツイートのいいね数が、奴の広告ツイートのいいね数をやっとこさ超えました。
ポプテピだけで6000文字書けるこいつは大学の卒論余裕で行けそう
— 津軽産あっぷる🍎 (@glassy0302) 2018年3月3日
6000字のブログ記事ツイートが一行の宣伝ツイートに最近まで負けてたというのはなかなかに口惜しい。これが絵師の強さか・・・
ともあれ、6000字なんていう阿呆みたいな量の妄想を書き上げたにも関わらず、誰一人止めてくれる奴がいなかったので第二回です。
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